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表彰記念品製作の観点から見たガラスとアクリルの比較

表彰記念品の加工を前提とした「ガラス」と「アクリル」の素材比較をしてみました。
パッと見たかんじは良く似ているガラスとアクリルですが、以下の様な違いがあります。
※当ページの比較はあくまで弊社で取り扱いのある素材での比較となります。

素材の特徴
クリスタルガラス:光の屈折により輝く素材。硬度が高く、電気も透さず、空気中で錆びない、月日が経っても劣化しにくい。ガラスより堅い物質にぶつけない限りキズや割れが起こらない。静電気が置きにくい。
アクリル:透明度の高い透明樹脂素材。加工性の高さが特徴。割れる事は少ない。アクリル素材自体に色を付けることができる。

透明度
クリスタルガラス:無色透明
アクリル:クリスタルガラスを凌ぐ透明度

重さ
クリスタルガラス:比較的重い(比重2.5)
アクリル:比較的軽い(比重1.18)

耐熱性
クリスタルガラス:約500°Cくらいまでは柔らかくならないが温度差に弱い。耐熱温度差は100°C以下。
アクリル:約80〜100°Cで柔らかくなる。

加工性
クリスタルガラス:手作業によるカットのため、直線的なデザイン加工に適している。ガラス内面への加工もキレイに入る。
アクリル:切断や穴あけ、曲げや変形が可能。曲線的なデザインも可能。また、張り合わせ等による複雑な加工も可能。30mmまでの厚さの素材も加工可能。

適した表彰記念品
クリスタルガラス:トロフィーや表彰盾、ペーパーウェイトやルーペ、オーナメントなど。
アクリル:表彰状を挟み込むタイプの表彰楯、形状に拘ったトロフィーや表彰盾、ステーショナリー、店舗什器、看板など。

重量感がありキズがつきにくいガラスと、柔らかく加工がしやすくデザインの幅のあるアクリル。
表彰記念品の観点から見た時、使用用途によって使い分ける事がお奨めです。勿論、組み合わせてのご製作も可能です。

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